スイッチ入力ぶるぶる君 その1

投稿者:マーチン 2015年2月22日

 昨年12月のATAC で、熊本大教育学部の大杉先生が、「スイッチ入力ぶるぶる君」をジャンケンで勝った人10名にプレゼントをされました。運よくゲットできたので、紹介させていただきます。スイッチとおもちゃとの間に接続し、おもちゃを一定時間うごかしたり、振動モーターを動作させたりできる装置です。

●外観と動作

 側面に、左から、”振動モーター”、”持続出力”、”一瞬出力”、”スイッチ入力”の、4つのモノラルジャックがあり、差し間違いを防ぐ目的なのか、振動モーターはφ2.5mm、それ以外はφ3.5mmと異なっています。別の側面には、電源スイッチ、電源LED、ボリュームがあり、単三乾電池2本で動作します。
 ”スイッチ入力”に接続したスイッチをONにすると、”持続出力”、”一瞬出力” のリレーがONになり、”持続出力” は設定時間だけ ON が持続します。”振動モーター”に振動モーターが接続されていると、設定時間だけぶるぶると震えます。設定時間は、ボリュームによって調整することができます。


※写真中のスイッチは、付属していません。


●分解してみると

 分解して(よい子は、決してまねをしてはいけません。)、中の基板を見ると、A/Dコンバータ内蔵のRISCマイコンを使ったシンプルな回路構成でした。最新版では、一部の構成が変更されているそうです。
  • 8ビット RISC マイクロコントローラ (Atmel ATTINY85-20PU)
  • 昇圧型DCDCコンバーター (HT7750A使用)
  • MOS FETリレー (OMRON 形G3VM-61A1)
  • フォトカプラ (TOSHIBA TLP621)
  • トランジスタ (2SC1815GR)
  • 円盤型 振動モーター (東京パーツ)

●振動モーターの補強

 利用マニュアルには、振動モーターのケーブルが切れやすいので、薄いお菓子のケースに入れて固定する方法が紹介されています。
 振動モーターの付け根をホットボンド(グルーガン)で補強して、小さな樹脂ケースに入れて両面テープで留めます。ケーブルを引っ張った時にも振動モータに力がかからないように、ケースに2カ所の切込みに付けてケーブルを這わせます。

●振動モーター付きおにぎり型スイッチ

 ATAC2014での大杉先生の報告で、振動モータを内蔵したジェリービーンズスイッチ(AT2ED Project)を使った学習をされていたので、マネをしてみました。但し、ジェリービーンズスイッチは高価なので、スイッチを自作しました。

◆購入品
  • おにぎり型ケース \108 /2 (ダイソー)
  • φ3.5mmステレオオーディオケーブル \108 /2 (ダイソー)
  • コードチューブ \108 /2 (ダイソー)
  • φ24mm押ボタンスイッチ \300

◆製作手順
(1)定番のおにぎり型スイッチの作り方は、以下のサイトに詳しく書かれています。
  ぽっしゅん教材製作日記
(2)おにぎり型ケースのど真ん中ではなく少し上の位置に、押ボタンスイッチが通る穴(φ24mm)をあけ、押ボタンスイッチを固定する。
(3)ステレオケーブルの L と GND の導線を押ボタンスイッチの接点にはんだ付けする。(このケーブルは、R と L と GND が分かれているので、とても加工がしやすい。)

(4)振動モータを付けた樹脂ケースを、固定せずにおにぎり型ケースに入れる。
(5)振動モータの余ったケーブルをケース内に収め、コードチューブで2本のケーブルをまとめる。

◆完成品の動作
 「ぶるぶる君」の”振動モーター”と”スイッチ入力”に接続して、おにぎり型上のスイッチを押すと、一定時間だけ振動します。



◆連載

◆関連記事

Copyright © まほろば. All Rights Reserved.(http://mahoro-ba.net/)