表計算 Calc 3.4 その2(Excelとの違い)

投稿者:マーチン 2011年7月23日

 表計算ソフト「LibreOffice Calc(リブレオフィス カルク)のキー操作のほとんどは、Excel と互換性があります。「OpenOffice.org」 と比較しても、「LibreOffice」の方が「Microsoft Office」との操作の互換性は高くなっています。

●OpenOffice.org 3.3 と LibreOffice 3.4 の違い

(1) 範囲選択時に、開始位置のセルが「アクティブセル」になる
Excelと同じ操作性になりました。
(2) Deleteキーを押すと内容がクリアされる
OpenOffice.org では Backspace を押すと「内容のクリア」でしたが、Excel と同じになりました。
(3) 新しいシートを追加するタブ
「+」マークのタブが用意され、Excel2007-2010と同じ操作性になりました。
(4) 「セルの結合と中央揃え」ボタン
OpenOffice.org では、「セルの結合」だけのボタンでしたが、Excelと同じ機能のボタンになりました。

●異なる点

◆キー操作
 比較的よく使うショートカットキーで、Excel と割り当てが違うものを、以下に示します。
機能 LibreOffice
Calc 3.4
Excel 2003
検索 Ctrl + F Ctrl + F
Shift + F5
検索繰り返し Ctrl + Shift + F Shift + F4
検索と置換 ダイアログ Ctrl + Alt + F Ctrl + H
相対参照と絶対参照
の切り替え
Shift + F4 F4
セル内での改行 Ctrl + Enter
※セルの編集モードで使用
Alt + Enter
選択範囲に一括入力 Alt+Enter Ctrl+Enter
◆全角数字の扱い
 Calc では、全角で数式を入力すると、文字列として入力されます。例えば、”=123*4” と入力しても数式と認識されません。また、オートフィルの数字も、半角を使わないと認識されません。

◆和暦での日付入力
 Excel では、”H23.7.11” や ”平成23年7月11日” と入力すると、日付と認識されシリアル値に変換される。その後、表示形式を変更すれば西暦で表示することもできます。
 しかし、Calc では、これらの入力は、シリアル値に変換されずに文字列として扱われます。

◆マウスでセルを移動させる
 マウスを使ってセルを移動させるには、Excelでは選択範囲の枠をつまんでドラッグするのに対して、Calc は選択領域の内部(どこでもいい)をつまんでドラッグします。
 1セルだけを移動させる場合には、アクティブにしただけ(黒い太線枠)ではドラッグすることはできず、1セルだけが選択された状態(セルの背景色が水色)にする必要があります。Shiftキーを押しながらアクティブセルをクリックするか、ドラッグ操作でいったん範囲を広げてから、1セルまで縮めることで、1セルだけが選択された状態になります。
  

◆表示倍率はワークシート毎に変更できない
 Excelでは、ワークシートごとに異なる表示倍率を設定できます。それに対してCalcでは、表示倍率を変更すると、すべてのワークシートにその倍率が適用されます。


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