操作ミスなどで設定が変更されてしまい、自分では前の環境に戻せないといったトラブルの発生を防ぐために、いつも同じ環境で、EasyPad(イージーパッド) を起動させる方法を紹介します。
簡単に説明するなら、設定ファイル「Easypad.ini」のコピーを別名で保存しておき、起動時には強制的に保存ファイルで書き直してから、EasyPad を起動するようなバッチファイルを実行します。
●設定方法
(1)「Easypad.ini」の コピーを作り、名前を「Easypad2.ini」に変更する。
(2)Windows NT/2000/XP では、次の2行のテキストファイルを作成し、
Copy Easypad2.ini Easypad.ini
start easypad.exe
「start_easypad.bat」という名前で、Easypad.ini と同じフォルダに保存する。
(3)「start_easypad.bat」へのショートカットを作成する。
(4)作成したショートカットを、スタートメニューやスタートアップフォルダに登録する。
※ショートカットのアイコンをEasyPadと同じアイコンにするには、作成したショートカットを右クリックし、[プロパティ]を選択し、[アイコンの変更]をクリックして、"このファイル内のアイコンを検索"に、easypad.exe へのパスを指定する。
●環境を変更したい場合
(1)Easypad で環境を変更して、Easypad を終了する。この時点で「Easypad.ini」が書き換えられている。
(2)「Easypad2.ini」を削除し、「Easypad.ini」の名前を「Easypad2.ini」に直す。
(3)次回、「start_easypad.bat」を実行時に、新しい「Easypad.ini」が作成されて Easypad が起動する。
●起動時に初期化される設定項目
[状態変更]
- フォントサイズ
- 色切り替え
- 入力モード(ローマ字/6点/携帯)
[設定]
- メール設定
- システム設定
- パスワード設定
- キー配置設定
- 色配置設定
- フォント設定
- 出力設定
- インターネット設定
●影響を受けない設定項目
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