編集の途中で、一度でも画素数の少ないものや画質の悪い形式で保存してしまうと、その後で画質を良くすることはできません。編集中のデータは、編集ソフトの独自フォーマットで保存するか、ファイルサイズが大きくても画質のよい形式で保存するようにします。
●ピクセル数(画素数)
よく使われる、BMP(ビットマップ)、GIF(ジフ)、PNG(ピーエヌジー)、JPEG(ジェーペグ)という形式のデータは、画像を格子状に並んだ小さな点(ピクセル、画素)の集まりで表現します。
ピクセル数が多ければ多いほど、きめ細かな画像になりますが、ファイルサイズは大きくなります。
家庭のプリンタや、プリントサービスを利用して、L 版サイズの写真をプリントする場合、240 ppi(1インチあたりのピクセル数)程度の解像度があれば綺麗に出力することができますので、L版に印刷するなら、1200 × 840 以上のピクセル数があればよいことになります。最近のデジカメの画素数は、L版やはがきサイズに印刷するには、必要以上の解像度ということになります。
●色数・圧縮率と画質・ファイルサイズ
色数を上げるほど、圧縮率を下げるほど、画質は良くなりますが、ファイルサイズは大きくなってしまいます。最近は、ハードディスクの容量も大きくなったので、あまりファイルサイズは気にしなくてもいいかもしれませんが、ホームページの写真や、メールに添付したりするときには、画質に問題のない範囲で、なるべく小さいものが好まれます。
ほかの人に写真をメールに添付する時には、長い辺が1200ピクセル程度、JPG(ジェイペグ)形式、圧縮率60程度の画質で十分です。デジカメで撮ったまま写真はファイルサイズが大きすぎて、メールで送るには適していません。
●イラスト画像の比較例
JPGは、圧縮率を上げる(画質10、30)と画質が悪くなり、圧縮率を下げる(画質100)とファイルサイズは大きくなる。
イラストは、PNG か GIFが、適している。色数を下げると、画質は少し落ちるがファイルサイズを小さくできる。
元画像
横400
縦248 |  |
●写真画像の比較例
JPGで、圧縮率を上げる(画質10、30)と、境界付近が不鮮明になる。特に、小さい文字がある画像の場合には不適切である。GIFやPNGでは、ファイルサイズが大きくなる。
写真は、JPGの圧縮率の低いもの(画質80、100)が適している。
元画像
横400
縦267 |  |
◆連載