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NVDA 2014.1jp の使い方5(レビューカーソルで読み上げ)




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NVDA 2014.1jp の使い方5(レビューカーソルで読み上げ)

投稿者:マーチン  2014年4月19日 【記事印刷】

 NVDAを使って、読み上げ位置を示す仮想的なカーソル(レビューカーソル)を移動させることで、文字や行を読み上げる方法を説明します。

●レビューカーソルとは

 NVDAでは、テキストのある場所で、キャレット(システムキャレット、文字カーソル)を動かすと、文字や行が読み上げられますが、レビューカーソルを移動させることでも、読み上げをすることができます。
 デフォルトでは、キャレット(入力位置)が移動すると、レビューカーソル(読み上げ位置)はそれに追従します。ですから、キャレットを移動させた直後は、レビューカーソルも同じ位置にいます。その後、レビューカーソルを移動するコマンドを使用すると、キャレット(入力位置)は移動せずに、レビューカーソル(読み上げ位置)だけが移動します。この方法は、キャレットのないダイアログ内のメッセージを確認する場合でも使用できます。
 NVDA+6 を押すと、レビューカーソルをキャレットが移動した位置へ自動的に移動するかしないかを切り替えられますが、まずは、”移動する”で使うことをお勧めします。 

●レビューカーソル操作コマンド

 コマンドで、キャレット(入力位置)をレビューカーソル(読み上げ位置)に移動したり、レビューカーソル(読み上げ位置)をキャレット(入力位置)に移動したりできます。
デスクトップ用キーラップトップ用キー機能
NVDA + Shift + テンキーマイナス×2回NVDA + Shift + Backspace ×2回キャレット(入力位置)をレビューカーソル(読み上げ位置)に移動する。
NVDA + テンキーマイナスNVDA + Backspaceレビューカーソル(読み上げ位置)をキャレット(入力位置)に移動する。
NVDA + 6同じレビューカーソルのキャレットに追従を切り替える。
有効な場合、レビューカーソル(読み上げ位置)は自動的にキャレットが移動した位置へ移動します。
既定値は、「レビューカーソルをキャレットに移動する」。

◆キーボードレイアウトが ”デスクトップ” の場合
 テンキーの numlock はOFF にしてください。
キー 機能
テンキープラス読み上げ位置以降のすべての文字を読み上げる
テンキー 1読み上げ位置の前の文字に移動する。
テンキー 2読み上げ位置の文字を通知する。
テンキー 2×2回読み上げ位置の文字の説明や例を通知する。
テンキー 2×3回読み上げ位置の文字の文字コードを通知する。
テンキー3読み上げ位置の次の文字に移動する。
テンキー4読み上げ位置の前の単語に移動する。
テンキー5読み上げ位置の単語を通知する。
テンキー6読み上げ位置の次の単語に移動する。
テンキー7読み上げ位置の前の行に移動する。
テンキー8読み上げ位置の行を通知する。
テンキー8×2回読み上げ位置の行をスペル読みする。
テンキー8×3回読み上げ位置の行を詳細読みする。
テンキー9読み上げ位置の次の行に移動する。
Shift + テンキー1読み上げ位置を行頭に移動する。
Shift + テンキー3読み上げ位置を行末に移動する。
Shift + テンキー7読み上げ位置を最上行に移動する。
Shift + テンキー9読み上げ位置を最下行に移動する。

・デスクトップ用キー配置 その1
デスクトップ用キー配置 その1

・デスクトップ用キー配置 その2
デスクトップ用キー配置 その2

◆キーボードレイアウト”ラップトップ” の場合
キー 機能
NVDA + Shift + A読み上げ位置の全ての文字を読み上げる
NVDA + 左矢印読み上げ位置を前の文字に移動する。
NVDA + ピリオド読み上げ位置の文字を通知する。
NVDA + ピリオド×2回読み上げ位置の文字の説明や例を通知する。
NVDA + ピリオド×3回読み上げ位置の文字の文字コードを通知する。
NVDA + 右矢印読み上げ位置を次の文字に移動する。
NVDA + Ctrl + 左矢印読み上げ位置を前の単語に移動する。
NVDA + Ctrl + ピリオド読み上げ位置の単語を通知する。
NVDA + Ctrl + 右矢印読み上げ位置を次の単語に移動する。
NVDA + 上矢印読み上げ位置を前の行に移動する。
NVDA + Shift + ピリオド読み上げ位置の行を通知する。
NVDA + Shift + ピリオド ×2回読み上げ位置の行をスペル読みする。
NVDA + Shift + ピリオド ×3回読み上げ位置の行を詳細読みする。
NVDA + 下矢印読み上げ位置を次の行に移動する。
NVDA + Home読み上げ位置を行頭に移動する。
NVDA + End読み上げ位置を行末に移動する。
NVDA + Ctrl + Home読み上げ位置を最上行に移動する。
NVDA + Ctrl + End読み上げ位置を最下行に移動する。

・ラップトップ用キー配置 その1
ラップトップ用キー配置 その1

・ラップトップ用キー配置 その2
ラップトップ用キー配置 その2

・ラップトップ用キー配置 その3
ラップトップ用キー配置 その3


◆連載

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