まほろば

iOS7のスイッチコントロール(特別仕様コントローラ)




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iOS7のスイッチコントロール(特別仕様コントローラ)

投稿者:マーチン  2013年12月30日 【記事印刷】

 上肢に障碍のある人向けに特別仕様のコントローラを製作しました。Bluetoothキーボードを改造したものに、4個のφ30mm の押しボタンを付け、iPadを差し込んで固定できるようにしたボード状のものです。車椅子の上で操作することを想定しています。


●材料

 製作するには、以下の材料をそろえる必要がありました。
 その他に、【まほろば】iOS7のスイッチコントロール(USBキーボード) とほぼ同じ材料と、Bluetoothキーボード が必要なので、総額は 約5,000円です。
品目金額
スタイロフォームEKエース 25mm厚
(ちょうど、2個分のサイズ)
購入先:セントラル画材
780円
PPシート105円×2
爪付きナット M4 10個105円
M4ネジ 25mm 10個105円
M2ネジ 4mm 2個
両面テープ105円
発泡スチロール用ボンド105円
合計1,410円
※「スタイロフォーム」は、高密度なものを使用しています。断熱材として売られているものは密度が低いので、十分な強度がありません。
※必要な工具は、やすり、カッターナイフ、半田ごて、ニッパ、スチロールカッター

●特徴

  • φ30mmの押しボタンを4個配置した。
  • Bluetoothキーボードと基板を裏側から埋め込み、スライドSWに変更した電源SWを表から操作できる。
  • iPad差込部が2箇所あり、2通りの角度で固定することができる。通常は、後ろに傾けた状態にし、カメラ撮影する場合にわずか少し前に傾けた状態にする。
  • ネジを外すことで、キーボード部とボタン部の裏板を外せる。Bluetoothのペアリングをするときは、キーボード部の板を外して行う。

 

●製作手順

  1. スタイロフォームを、キーボードと基板の形状に、スチロールカッターで切り抜く。
  2. 切り抜いた部分の厚さを半分ぐらいに削ってから、もと位置にスチロール接着剤で接着する。
  3. PPシートに、iPadの差込部と押しボタンの位置に穴を開ける。
  4. スタイロフォームに、表側のPPシートを両面テープで貼る。
  5. iPadの差込部の裏に定規を固定し、沿うようにスチロールカッターを動かして切り抜く。
  6. 裏側のPPシートを3枚に切り、iPadの差込部の裏は両面テープで貼る。
  7. PPシートに、爪つきナットを通す穴を開ける。
  8. キーボードと基板と押しボタンを納め、裏側のPPシートをネジで固定する。

●iPadの設定

 [設定] [一般] [アクセシビリティ] [スイッチコントロール] で以下のように設定する。
  • 自動ハイライト オフ
  • 大きいカーソルを使用 オン
 外部スイッチに以下のような機能を割り振る。
スイッチアクション
黄色前の項目に移動
青色次の項目に移動
赤色タップ
白色ホームボタン

●試作品

 押しボタンの位置を決めるために、最初に試作品を作りました。
 いらなくなったCDに穴を開けたものに押しボタンをつけ、(魚屋さんでもらった)発泡スチロールの板の上で位置を簡単に変更できるものを作り、しばらくの間、使用してもらいました。




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