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NVDA の使い方4(オブジェクトの読み上げ)




 

NVDA の使い方4(オブジェクトの読み上げ)

投稿者:マーチン  2010年4月11日 【記事印刷】 【Twitterで返信】

【対象バージョン】 NVDA 2010.1j 
 画面に表示されている物(オブジェクト)は、デスクトップウィンドウを木の根っことして、そこから何重にも枝別れした構造(ツリー構造、階層構造)をしています。この構造は、オブジェクトが画面上にどのように配置されているかには関係なく、論理的な関係を持っています。
 ツリー構造はかなり大きいですが、論理的な順序で移動できるので、すぐに必要とする情報を見つけることができます。
 NVDAをお使いの場合は、以下の方法でページ内のキー操作と機能を探せます。
・Hキーで記事内の見出し(レベル4)を探します。
・Kキーでキー操作を探して、下矢印キーを押します。
・Lキーで機能を探して、上矢印キーを押します。

●オブジェクト読み上げのコマンド (desktop)

 キーボードレイアウトで ”desktop”に設定した場合のキー操作です。テンキーのNumlock は、OFFにしてください。

キー 機能
NVDA + TAB
  • フォーカスのあるオブジェクトの読み上げ
NVDA + テンキー 5
  • 現在のオブジェクトを読み上げ
NVDA + テンキー 8
  • 親のオブジェクトに移動
NVDA + テンキー 4
  • 前のオブジェクトに移動
NVDA + テンキー 6
  • 次のオブジェクトに移動
NVDA + テンキー 2
  • 最初の子のオブジェクトに移動
NVDA + テンキー マイナス
  • フォーカスのあるオブジェクトに移動
NVDA + テンキー プラス
  • すべてのオブジェクトの読み上げ (キャレットは移動しない)
NVDA + テンキー Enter
  • 現在のオブジェクトをアクティブにする (例えば、Enterキーを押すか、クリックするか、ダブルクリックする)
Shift + NVDA + テンキー 4
  • 親子オブジェクトの境界を自動的に越えて、前に移動
Shift + NVDA + テンキー 6
  • 親子オブジェクトの境界を自動的に越えて、次に移動
NVDA + テンキーピリオド
  • スクリーンに対する現在のオブジェクトの位置、幅、高さの読み上げ

●オブジェクト読み上げの練習 (desktop)

 通知領域からNVDAの音量変更を例にとり、オブジェクト読み上げの説明をします。この例では、オブジェクト読み上げは必須ではないですが、読み上げたほうが周りの状況が良くわかると思います。
(1)Windowsキー+B を押すと「通知領域」にフォーカスが移動する。
(2)NVDA+テンキー8(親オブジェクト)を押すと、『通知領域 ツールバー フォーカス済』と読み上げ、通知領域の中のアイコンにフォーカスがあることがわかる。
(3)NVDA+テンキー2(子オブジェクト)を押すと、オブジェクト読み上げが、フォーカスされているアイコンに戻る。
(4)NVDA+テンキー6(次のオブジェクト)または、NVDA+テンキー4(前のオブジェクト)を押すと、通知領域の中のアイコンが読み上げられる。この時、フォーカスは移動しない。
(5)左右矢印キーを押して、『NVDAボタン』と読み上げたら、アプリケーションキー(またはShift+F10)を押すと、メニューが開く。
(6)上下矢印キーを押して、『設定(P)サブメニュー P』と読み上げたら、右矢印キーを押す。
(7)上下矢印キーを押して、『音声設定(V)...』と読み上げたら、Enterキーを押すと設定ダイアログが開く。
(8)『次のオブジェクトなし』と言うまで、NVDA+テンキー6 を押して、ダイアログ内のオブジェクトを確認する。
  ・NVDA+テンキー4 を押すと、前のオブジェクトに戻る。
  ・NVDA+テンキーマイナス を押すと、フォーカス位置に読み上げ位置が移動する。(オブジェクト読み上げ位置がわからなくなったら、最初からやり直せる。)
(9)Tabキーを押して、『音量(O)スライダー』と読み上げたら、上下矢印キーで音量を調整する。
(10)Tabキーを押して、『OKボタン』と読み上げたら、Spaceキーを押す。

●オブジェクト読み上げのコマンド (laptop)

 キーボードレイアウトで ”laptop”に設定した場合のキー操作です。

キー 機能
NVDA + TAB
  • フォーカスのあるオブジェクトの読み上げ
Ctrl + NVDA + I
  • 現在のオブジェクトを読み上げ
Shift + NVDA + I
  • 親のオブジェクトに移動
Ctrl + NVDA + J
  • 前のオブジェクトに移動
Shift + NVDA + L
  • 次のオブジェクトに移動
Shift + NVDA + カンマ
  • 最初の子のオブジェクトに移動
Ctrl + NVDA + マイナス
  • フォーカスのあるオブジェクトに移動
Ctrl + NVDA + スラッシュ
  • すべてのオブジェクトの読み上げ (キャレットは移動しない)
NVDA + エンター
  • 現在のオブジェクトをアクティブにする (例えば、Enterキーを押すか、クリックするか、ダブルクリックする)
Shift + NVDA + J
  • 親子オブジェクトの境界を自動的に越えて、前に移動
Shift + NVDA + L
  • 親子オブジェクトの境界を自動的に越えて、次に移動
NVDA + セミコロン
  • スクリーンに対する現在のオブジェクトの位置、幅、高さの読み上げ

●オブジェクト読み上げの練習 (laptop)

 通知領域からNVDAの音量変更を例にとり、オブジェクト読み上げの説明をします。この例では、オブジェクト読み上げは必須ではないですが、読み上げたほうが周りの状況が良くわかると思います。
(1)Windowsキー+B を押すと「通知領域」にフォーカスが移動する。
(2)Shift+NVDA+I(親オブジェクト)を押すと、『通知領域 ツールバー フォーカス済』と読み上げ、通知領域の中のアイコンにフォーカスがあることがわかる。
(3)Shift+NVDA+カンマ(子オブジェクト)を押すと、オブジェクト読み上げが、フォーカスされているアイコンに戻る。
(4)Ctrl+NVDA+L(次のオブジェクト)または、Ctrl+NVDA+J(前のオブジェクト)を押すと、通知領域の中のアイコンが読み上げられる。この時、フォーカスは移動しない。
(5)左右矢印キーを押して、『NVDAボタン』と読み上げたら、アプリケーションキー(またはShift+F10)を押すと、メニューが開く。
(6)上下矢印キーを押して、『設定(P)サブメニュー P』と読み上げたら、右矢印キーを押す。
(7)上下矢印キーを押して、『音声設定(V)...』と読み上げたら、Enterキーを押すと設定ダイアログが開く。
(8)『次のオブジェクトなし』と言うまで、Ctrl+NVDA+L を押して、ダイアログ内のオブジェクトを確認する。
  ・Ctrl+NVDA+J を押すと、前のオブジェクトに戻る。
  ・Ctrl+NVDA+マイナス を押すと、フォーカス位置に読み上げ位置が移動する。(オブジェクト読み上げ位置がわからなくなったら、最初からやり直せる。)
(9)Tabキーを押して、『音量(O)スライダー』と読み上げたら、上下矢印キーで音量を調整する。
(10)Tabキーを押して、『OKボタン』と読み上げたら、Spaceキーを押す。


◆連載

 
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