【対象バージョン】 NVDA 2010.1j
ウェブページのような複雑で書き込みをしない文章を読み上げる時は、仮想バッファが用いられます。現状では、Mozilla Firefox 、Internet Explorer、Adobe Reader でファイルを開く時に使われます。
リンクやボタンをアクティブにしたり、テキストボックスの内容の編集したり、チェックボックスやラジオボタンを選択したりできます。
NVDAをお使いの場合は、以下の方法でページ内のキー操作と機能を探せます。
・Hキーで記事内の見出し(レベル4)を探します。
・Kキーでキー操作を探して、下矢印キーを押します。
・Lキーで機能を探して、上矢印キーを押します。
●アプリケーションのキー操作
NVDAのコマンドではなく、アプリケーションがサポートしているキー操作で、基本的なものだけをピックアップします。
(1)Internet Explorer、Mozilla Firefox
(2)Adobe Reader
●仮想バッファの移動コマンド
仮想のバッファの特定領域にジャンプするために、1文字キーのコマンドがあります。ジャンプ後は、
【まほろば】NVDA の使い方2(テキスト) に示したコマンドで読み上げることができます。
Nコマンドは、リンクの塊をスキップしてリンクのないテキストに移動します。例えば、左サイドに新着記事などのリンクがあるブログでは、このコマンドでスキップして、本文を読むのに便利です。
たくさんのコマンドがありますが、よく使うのは、H(見出し) F(フォームフィールド) B(ボタン) N(非リンクテキスト) ぐらいです。
●フォーカスモードとブラウズモード
フォーム入力するときには、仮想バッファコマンドが邪魔になります。なぜなら、例えば、”h”と言う文字を入力しようとしても、仮想バッファの見出しにジャンプするコマンドと解釈されてしまうからです。
そのため、フォーム入力時には、仮想バッファコマンドが有効な「ブラウズモード」と文字入力が有効な「フォーカスモード」の切り替えを意識して下さい。NVDA + Space を押すと、「ブラウズモード」と「フォーカスモード」の切り替えができます。新しいページが読み込まれた直後は、「ブラウズモード」です。
NVDA + Space を押して、”ピッ”という高い音がしたら文字入力が有効、”プッ”という低い音がしたら移動コマンドが有効と覚えるといいでしょう。
●仮想バッファー設定
NVDAメニューから、[設定] [仮想バッファ―] を選択すると、仮想バッファ―ダイアログが表示されます。
「フォーカスの変化を追跡する自動フォーカスモード」がチェックされていれば、TABキーで移動してフォームがフォーカスされると、文字入力が有効になります。
「キャレットの移動を追跡する自動フォーカスモード」がチェックされていれば、上下の矢印キーで移動してフォームがフォーカスされると、文字入力が有効になり、上下の矢印キーで移動してフォーカスが外れると、移動コマンドが有効になります。
これらの「自動フォーカスモード」は、自動で切り替わるので便利な気がしますが、勝手に変えられるのはかえって分かりにくいし、手動でブラウズモードに戻すのが必要な時も発生します。このため、これらのチェックを外し、NVDA + Space で手動で切り替えた方がわかりやすいと思います。
●要素リスト
(1)NVDA+F7 を押すと、要素リストダイアログが表示される。
(2)TABキーを何回か押して、『種別 グループ化』と読み上げたら、上下左右の矢印キーでリンクか、見出しか、ランドマークのいずれかを選択して、TABキーを押す。
(3)『種別 グループ化』で「リンク」を選択し、上下の矢印キーで項目を選択してエンターキーを押すと、そのリンクを開くことができる。
(4)『種別 グループ化』で「見出し」を選択し、上下の矢印キーで項目を選択してエンターキーを押すと、そこに移動できる.
●テーブル内の移動コマンド
Webサイト上などのテーブル内では、以下のコマンドが使用できます。
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